Authentic

流行に流されない、
タイムレスなデザイン

INTERVIEW

”本物”のメガネを、より身近に感じてもらえるブランド

これまで日本製メガネで実現できなかった価格帯

“PARIS MIKI”という名前の通り 、三城のフィロソフィー「お客様お一人おひとりにお合わせする」を体現するブランドと言えるのがこの「PARIS MIKI Authentic Eyewear」です。
こだわりの日本製でありながら、レンズ込みで1万9800円からご提供しています。「本物の日本製メガネをぜひ多くの方々に体験してもらいたい」という思いから、この価格でご提供することを決めました。
これほどのコストパフォーマンスを実現できた大きな要因が、2011年に鯖江の老舗眼鏡工場が三城グループ会社となったことです。
一本のメガネを作製するために、多いもので約250工程を必要とします。鯖江には、パーツの製造や各工程を担うメーカーがあり、それぞれが一つの会社となっています。それぞれのメーカーが得意な分野を担当し、その都度チェックすることで、日本製メガネは高い品質を維持しています。その工程を経てできる日本製メガネは、当然手間も時間もかかります。自社工場で製作することで、時間と手間を効率化し、その分クオリティに極限までこだわれるようになりました。だからこそ高い品質を保ったまま、いかに値ごろな価格でご提供するかを徹底的に突き詰めることができるのです。

お客様の“色”を引き出すために、ニュートラルさを追求

シンプルだけど使い込んで、「その人の色を出せるメガネ」それがこの商品の魅力です。
モデル毎に使いやすいカラーバリエーションを取り揃え、サイズも2サイズ用意し、現在のトレンドを意識した全48バリエーションの展開となっています。
デザインは、ブリッジを長めに設定し、ややクラシカルな面持ちにしていますが、メガネ全体としては非常にシンプルで癖のないデザインとなっています。
多くの方々に掛けこなしていただきたかったので、あえて突出した部分をつくらず、シンプルでニュートラルなものになるよう努めました。
そこにこだわったのには、大きな理由があります。
「メガネは全体のバランスがとても大切」だと思っています。どこか一箇所に重点を置いてしまうと、どうしても癖が強くなってバランスがおかしくなります。デザインにこだわりすぎてしまうと往々にして重量バランスも崩れ一番大切な掛け心地も悪くなります。
“掛けた時のバランス”が悪いメガネ=掛けにくいメガネは、やっぱり掛けなくなってしまいます。できるだけタイムレスに長く使ってもらえるよう、全体を俯瞰してデザインとバランスを丹念に調整しています。
「偏りのないニュートラルなデザインだからこそ、むしろお客様の“色”が引き出される」「飽きがきにくく、使い込むほどに愛着が増していく」まさにAuthenticな(=本物の)アイテムだからこそ、品質にこだわりました。

使えば使うほど、低価格メガネとの品質の違いが顕著に

Authenticという言葉は、ディテールへのこだわりにも当てはまります。その一つが、メタルモデルにおいて繊細な印象をもたらしているリム(レンズ周りのフレーム)です。
リムには、通常のチタンより強度が高くバネ製が強いβチタンを使用しています。通常のチタンに比べて細いながらもしっかり強度が保たれています。一見簡単に見えますが、ここに非常に難しい技術が伴います。またあえてこの部分には彫金細工を入れないことで、より繊細に見えるよう工夫されています。
メタルフレームのモダン(つるの先のプラスチック部)は、本来はまだら状にできないCP(柔らかい樹脂素材)に、職人が手染色でべっ甲模様を施しています。サイドから見えるリムロック(レンズをネジで留めるためのパーツ)は、ヨロイ部に一体化させることで、よりスマートなルックスとなっています。
メタルとセルのコンビフレームのフロントには、タキロン社製の高品質アセテートを使用しています。通常のアセテート比べると硬質で、磨くほどに上質感あるツヤが増していくのが特徴です。またタキロン社は色味を出す技術も高く、日本らしい繊細な中間色が巧みに表現されています。
正直なところ、外国製の低価格メガネとは品質が全く違います。
その違いは仕事の丁寧さと工程毎に設けられた厳しい品質チェックにあり、メッキが剥がれにくい、良い素材を使っているために折れ曲がりにくいといった強みを備えています。だからこそ長く使えば使うほど、その違いを感じてもらえます。

“オーダーメイド”感も日本製メガネの大きな魅力

さらに日本製メガネには、こんな魅力もあります。
基本的に日本製のメガネは、個々の顔に合わせてフレームを細かく調整できるように、壊れた時に修理ができるよう作られています。
「メガネは、お客様の顔に合わせて調整することで初めて完成形になります」
自分の顔にぴたりとフィットした“自分だけのメガネ”というのは、オーダーメイドの洋服や靴をあつらえることにも近い喜びがあります。
外国製の低価格メガネでは、提供しやすいように樹脂の素材を使用することが多いです。樹脂製の素材は調整することを前提としていないので素材の特性で調整が難しく、調整を行っても耐えられない作りであることが少なくありません。
「その人の顔にフィットし、きちんと見える」ことが、メガネでは何より大切なことです。たとえば合っていないメガネを付けていて、車の運転中にそれが不意に落ちてしまったら、取り返しのつかないことにもなりかねません。だから三城は、メガネの視力補正器具としての部分もとても重視しています。店舗に知識豊富なスタッフが多くいるのも、そのためです。
PARIS MIKI Authentic Eyewearには、大きなビジョンがあります。
三城の創業から初めて会社の屋号を冠したブランドになります。それはいうなれば、「PARIS MIKI」と「日本製の高品質メガネ」が完全にイコールで結ばれることを意味しています。多くのお客様に手に取っていただき、もう一度「本物のメガネ」の良さを知っていただきたいと考えています。

PRODUCTS

Interviews

増井 孝安/商品企画チーフ

お客様のライフスタイルやニーズに合わせて商品開発をおこなっています。
様々な情報をもとにアイデアを構築し、メガネを構成するパーツの1つ1つを思案、デザインや品質、使い心地など全体のバランスを整えていく工程は、奥深く、また趣きがあります。
同時に完成されたメガネをどのような世界観、価値観を持って世に送り出していくか、並行して一貫のイメージを作りあげます。
新しく生まれたメガネがお客様の手元に届き、笑顔をいただけた時が一番嬉しい瞬間です。