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レンズの最適な選び方 特集 「いろいろあります。レンズの種類」

特集「いろいろあります。レンズの種類」

「素材」と設計でメガネレンズは変わる

メガネのレンズの種類は「素材」と「設計」によって分けられます。
素材としては、大きく分けるとプラスチックとガラスがあります。昔はガラスレンズが主流でしたが、最近はプラスチックレンズがほとんどを占めています。
ガラスレンズにくらべて軽くて、割れにくく、カラーバリエーションが豊富なことなどがプラスチックレンズの魅力です。いっぽうガラスレンズには表面が硬く傷つきにくいという良い面があります。プラスチックレンズもコーティング技術が進んで傷つきにくくはなっていますが、カメラが趣味の方などは、ファインダーをのぞくことが多いので、キズに強いガラスレンズを選択することもあります。
一方、設計による種類としては、大きく分けて「単焦点レンズ」と「多焦点レンズ」があります。遠くだけを見たい、近くだけを見たいというように、1枚のレンズにひとつの焦点のレンズが単焦点、遠く用と近く用などの複数の焦点が1枚のレンズに入ったものが多焦点です。単焦点レンズは近視、遠視、乱視などの一般的な視力補正に用いられ、多焦点レンズは主に老視(老眼)の時に使用します。多焦点レンズでは、最近は境目のない「累進屈折力レンズ」が主流です。
ちなみに、視力測定で得られた度数によってだけでなく、その人がどこまで見たいか、どういう状況で見たいかによって、その視力を出すためのレンズが変わってきます。運転するときのメガネを作るのか、仕事をするときのメガネにするのかによってレンズは変わるということなのです。

「単焦点レンズ」とは?

「単焦点レンズ」とは、読んで字のごとく1枚のレンズに焦点が一つ入っています。つまり、見たい部分はどこかを定め、そこにレンズの焦点を合わせて、他の部分は自分の眼の力(調節力)で合わせていくというタイプ。近視、遠視、乱視、手元専用メガネなど一般的に用いられます。
近視用レンズは凹レンズといって、レンズの中央よりも外側が厚くなり、遠視用レンズは逆にレンズの中心部が厚い凸レンズになります。

凹レンズ凸レンズイメージ

「累進屈折力レンズ」とは?

「多焦点レンズとは、遠くと近く、ちょっと先と手元といったように、複数の焦点が入ったレンズを指します。近視や遠視の人が、40歳以上になり手元が見えにくくなる、いわゆる老眼(老視)になった場合に使用します。以前は1枚のレンズの上下に焦点距離の違うレンズを組み合わせた、境目のある「二焦点レンズ」などが多かったのですが、最近では境目のない「累進屈折力レンズ」(遠近両用レンズ)が主流になっています。遠く、中間、近くと切れ目なく見えるよう工夫されていますが、1枚のレンズにたくさんの度数が入ることになるため、レンズの周辺部に歪んで見づらい部分が生じ、違和感を覚えることもあります。二焦点レンズの場合はそれがありませんが、上下のレンズで見え方がはっきり違うため、かけ始めはとまどう人もいるようです。

2重焦点レンズイメージ
累進屈折力レンズイメージ

近頃の累進屈折力レンズは遠近両用だけでなく、室内用、デスクワーク用などの中近累進、近々累進と呼ばれるレンズも増え、バリエーションも豊富になりました。さらに手元の見える範囲が広いもの、全体のバランスを重視しているもの、揺れの少ない見え心地を重視しているもの、一人一人の使用シーンに合わせたオーダーメイドタイプなど、いろいろな設計があります。
眼鏡をかける方が、どこまで見たいのか、どのような状況で見たいのかによって選ぶメガネレンズが変わってきます。それぞれに特徴があるので、使用目的にうまく合った組み合わせを使えば、快適な日常生活を過ごすことができます。

「球面設計」とは?

レンズの設計にはもう一つ、「球面」「非球面」「両面非球面」「両面非球面オーダーメイド」といった種類があります。これはレンズの薄さと見やすさの組み合わせによって区別されます。
球面レンズとは、レンズの中心(光学中心)から周辺に向かって、一定のカーブによってできています。従来からあるタイプのレンズです。それに対し、非球面レンズはレンズの中心から周辺にいくに従って、カーブをゆるくしているのです。それにより、見え方の歪みも軽減され、レンズ自体を薄く仕上げることができます。

球面レンズイメージ
非球面レンズイメージ

これをレンズの両面に加工したものが両面非球面のレンズであり、非球面設計よりもさらに薄くなります。特に乱視の度の強い方などには試していただきたいレンズです。じつは、眼の角膜自体も非球面なんですよ。ですから、できるだけ裸眼と同じような感覚でものを見るには非球面のほうが適しているともいえます。

両面非球面設計レンズイメージ

気になるのはメガネレンズの厚さ

メガネのレンズは薄く、軽く、見やすいことが求められます。このレンズの薄さの目安になるのが屈折率。メガネのレンズは、屈折率の数字が大きいほど薄くなりますので、屈折率が大きく、非球面設計のレンズを使えば、メガネのレンズは薄く仕上げることができます。
ですが、近視のレンズは中心が最も薄く、周辺へいくほど厚くなります。ですからメガネフレームの形を小さめにすれば、必ずしも一番屈折率の大きいメガネレンズを使わなくても厚みが目立たないこともあります。こうした点も含めて、気になることはぜひお気軽にお店のスタッフにご相談いただきたいと思います。

第一回「最適なレンズを選ぶとは」

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